※過去のセルフケアブログより、加筆修正して掲載します。
あるクライアントさんが、時間をかけてご自分の人生(もはや半生ではない、人生!)を教えて下さったとき、「人生に、挫折や劣等感は要らないな!」と心底思えました。
みんな一生懸命生きてるじゃないですか。
「あいつ何やってんだw」とか「全くもー、いい加減にしてよ」とか、もちろんありますけど、その方の人生を聞いていて、本当に勇気を頂きました。
私は劣等感の固まりでした。
挫折の連続で今があります。
・体力に自信がありません。子どもの友達が来ていても、放置してお昼寝します。
・家をきれいにするのが、苦手です。要らない物に限って置き場が見つからず、家を汚します。。
・育児本は絶対に書けません。子どもたちをダメにする自信しかありませんでした。
【で?】なんですよね(笑)。
苦手だ、挫折だ、劣等感だと言っていますが、その割に好きに生きています。
全てが本当は言い訳っぽくも感じる。
過去は全て骨となり血となり肉となる。
なので、何をやってきても、挫折ではなくこの先にある自分の糧です。トラブルは、未来の糧になると強く信じることが出来ると思えたのは、この方々のストーリーのおかげでした。

起きたことがうまくいかない時に、挫折と思うか、経験と思うか。
人って、自分に関することは冷静に評価できないから、人にその出来事の評価を委ねがちです。
「誰に聞くか」
これもまた人生に大事な判断です。
クライアントの人生を通して、私は「人生に無駄はない」と確信しています。ただそのためには、大事な視点があります。
起きたことがラッキーかどうかではなく、「何を学べるか」
同時に忘れてはいけないこと
「嫌なものは嫌」と思ってよいこと
この二つを土台にして物事を見つめる時に、人は人生をしなやかに強く生きれると思います。