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産後の女性と心身の疲労が濃い人は、これだけで十分です

以前のセルフケアブログを加筆修正して掲載します。

「どれか一つだけお勧めするセルフケアがありますか?」と聞かれたら、私は迷わず答えます。

「歯磨きです」と。

出来れば歯と歯の間をフロス(滑りが良いもの)などで汚れを取り除いていただけたら、もう完璧です。

私は、上の子どもを交通の便が悪い地域で、ほぼワンオペで育てました。一年半ほどだましだましで過ごしましたが、最終的には歯髄炎までかかり、堪えがたい痛みを抱えたことがあります。

確か妊娠中の母親学級でも、出産までに歯の治療を勧められますが、出産までつわりが続きました。妊娠中にトラブルが続く方には、妊娠中の歯医者も困難だと思います。「歯を磨く」ことは自宅で出来る方法なので、あの時の自分にはもっと強く言いたかったです。

私に関しては、託児付きの歯医者を探して、結局中古車を一台買えるほどの治療費がかかりました。※自費診療の治療を長い目で見て選択したのもあります。

産後、心身の疲労が濃い時は、口の中のコンディションが落ちやすくなっています。食べる時間も不規則ですし、良く噛んでもいない。からだを動かすのが億劫なので、歯医者さんの予約すら取りたくない。産後の女性が歯医者さんを予約する時は、子どもを誰が世話するか、あるいは連れて行っても迷惑をかけないかなど、気軽に行けない場合はますます遠のきますね。

だから、「歯磨き」は、コスパが高いからだケアとして心の底からお勧めしている方法なんです。

そして、歯磨きがをおススメてしているのは妊娠出産とは関係なく、からだの疲労が濃い人や、心の悩みで疲れて外出が困難な方も同じです。

歯ブラシだけで良いの?

①歯ブラシ

なるべく小まめに変えましょう。汚れを取り除ける力が下手るからです。以前歯医者さんでは1週間に一度と言われました。

。。。。え、コスパ(笑)

そこでこの歯ブラシをお勧めします

②フロス 

滑りが良く、歯ぐきの奥まで入ります。電動歯ブラシの方にもフロスはおススメしています。

どちらも歯茎に充てることが大切です。体が弱っている時は、唾液の分泌量そのものが落ちています。歯茎を刺激すると唾液も増えます。

歯間ブラシや、つまようじではダメなのか?という素朴な疑問ですが(←女性はコスパ命ですから)、体調が落ちている時に一番虫歯のリスクが高まるのは、歯と歯の間です。

ですから、この二つが最低必要なグッズです。

歯磨き粉は、好みだと思います。塩や重曹で磨く方もいますね。私はあまりきにしていません。それよりも「磨く」ことだけを確実に伝えたいと思います。

「からだを動かした方が良いのではと焦ります」と言われます。

私が「毎日歯磨きをしてください。できますか?」と聞いたとします。それすら億劫だと感じられたのなら、【それほどしんどいんだ】とからだが伝えてくれている証拠です。

お灸で回復する方法もありますが、伝えたところで出来ないと「罪悪感」がかえって増えます。罪悪感が増えるのは誰も得をしません。

運動は、健康な人にはメリットがあるかもしれませんが、疲労が濃い時は、歯磨きを丁寧にするだけで本当に充分です。

からだが思ったように動かない時は、劣等感を抱きやすくなります。「他の人は自分と同じ環境でも元気そうなのに、なんで自分は出来ないのだろう」と。

「運動した方が良いのかな」と焦るかもしれません。

そんな時は、「自分はからだの声をきちんと受け止めて休んでいるだ」と、ご本人に思って頂きたいですし、周りでサポートする方にもそのような声掛けをお勧めします。

歯磨きのタイミングはいつ?

寝る前の丁寧な歯磨きを一番おススメしています。

これは寝ている時に、唾液の量がもっと減る(疲れている時は唾液の質も量も良くありません)ために、虫歯のリスクが大変高まるためです。

虫歯はフッ素やキシリトールなどで抑えるという考え方もありますが、そもそも食べ物を徹底的に取り除くことが、基本中の基本です。

また食べた直後は、唾液が口の中を修復してくれる時間です。食べ物を食べてしばらくしてからが、「歯には優しい方法」だと思っています。寝る前に加えて磨ける気力が出てきたら、朝食後もお勧めします。

歯磨きは、予防医学的にもおすすめ

口のケアには、からだ全体の不調を予防する効果がどんどん報告されてきています。自分が体力や気力を回復したときに、歯に時間とコストを使わなくてよいように。私は歯磨きを推しています。

口の中をきれいに保つ効果は、からだ全体で報告されてきています。今後は予防医学的にも注目されている部位です。

自分が体力や気力を回復したときに、歯に時間とコストを使わなくてよいように。私は歯磨きを推しています。

そして、心身の疲労が濃い方にお勧めするくらいですから、全人類の皆様にもお勧めいたします。ただし、歯磨きが感覚過敏で苦手な方もいると思います。その場合は、他の方法やグッズを使いながら悪化するのを防ぐ、抑えることを考えましょうね。私がぱっと思いつくのは「きちんと噛むこと」。噛むことで唾液をたくさん出して、唾液に頑張ってもらうのもかなり大事です。

五十嵐 いつえ