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施術記録 妊活(採卵後)のケア

体外受精用の採卵後のからだ

40代女性 妊活4年目。人工授精、体外受精と移植を数回経験。受精卵は胚包盤まで成長しても着床には現在まで至らず。

甲状腺異常あり(橋本病)。定期的にチェックを受けながらコントロール中。

採卵して数日後の施術記録です。

11月〇日

・オーラの調整(ドーム使用)とマッサージで全身を対応。

・風邪なのか鼻水を朝と夕方に自覚している。ふくらはぎに違和感。

・生理時は数年前から目の奥から頭にかけて頭痛が出やすい。また肩の凝りがかなり強い

・前脛骨筋が左右ともに固く縮こまった感じではがれにくい。

・治療対象部として脾臓、陰部(婦人科)、右顎関節

・奇経は、衝脈、任脈、帯脈、陽きょう脈、陽維脈、督脈

・オーラでの邪気処置。

陰部の腎経から、子宮と卵巣、腎臓(左>右)甲状腺に滞り。※甲状腺は前回8月の移植後から数値が上がっていて、薬の処方が増えていたとのこと。

喉では、小腸経(肩甲骨周りが固いため)と腎経、肝経(肝臓と脳の疲労)。眉間で小腸経と腎経。

アンカーとへそで腎経

背部は背中全体が固く、肩甲骨周りと、腰椎2番から4番ほどの高さの起立筋が張っている。

仙骨で膀胱経(アキレス腱から、仙骨部位、肩、後頭部で滞り)。また臍裏で胆経

壇中裏では、三焦経と小腸経、胆経。処置に時間がかかる。

後頭部で膀胱系。

・マッサージ。通常通り全身。頭部まで終了後に、横向きで股関節から膝までを緩める。施術後は歩行がらくになる(←ここ数カ月は必ず処置しておく)

・置き鍼を肩からお尻にかけて処置。

心労からくるからだのダメージが強い状態。施術前でもストレスからくる心の疲れを把握。施術後に具体的に話を聞く(ご本人が関係していないことなので、ほぼ相槌のみ

赤ちゃんを授かりたい女性が、その時に抱えている不調を丸ごと整える

妊活時はホルモンの値や、病院のタイミングなど、妊活に関するあれやこれやに想像以上に振り回されます。金銭的にも負担が重く、どこまでトライするかなど、迷いながら決断する時期でもあります。

そんな時、持病やその時に抱えている不調に気を配れないのは、仕方がないことだと思います。

ですが女性の人生は、赤ちゃんを授かること以外も同時に進行しています。妊活で制限されていることや、気をつかっていることが、からだを本来よりも固くしているケースもあります。

妊活のサポートとして、鍼灸マッサージを選択肢の一つにいれてもらえる時代だからこそ、鍼灸マッサージは、その時に抱えている不調を丸ごと整える力があることを知って欲しいと思います。

上の記録にも書いた通り、腎経は、子宮卵巣だけでなく、甲状腺とも関係します。子宮や卵巣にホルモン剤のようにダイレクトに届くには弱い力でも、全体を整える理論としては相性が良いと思います。

セルフケアとしてお灸もお勧めですが

お灸ならば三陰交が有名です。

ですが、三陰交がより効くには、もっと根本的な体調管理が必要となります。

睡眠、運動、食べ過ぎない(良く噛む)。

魔法や手っ取り早さとは無縁の話でごめんなさいね。

肩や腰のコリを緩めておくことも大事です。これは科学的な因果関係が全くわかりませんが、コリを緩めると、婦人科周りの血流が良くなるケースをたくさん見てきました。

そして、万が一、何かをやることに疲れたら、これだけは続けてくださいね。

産後の疲労として書いていますが、婦人科の変化全般にも使えます。

最新の妊活アプローチでは、子宮フローラをコントロールするという方法も検証されてきました。

これは、着床を高めるために、からだの中に常在している微生物をどうコントロールするかという視点ですが、現在はまだアプローチ方法が確立していません。

私は自然界の微生物の働きが、大学時代のせんもんでした。その知識から、口の細菌をコントロールすることは、おそらくプラスに働きます。研究の成果を待つより、今から出来るとして、そして全身への影響としてメリットを感じているのでおすすめします。