最新の記事

富澤さんを量産し続けた私が、これから量産したいこと

あ、タイトルつけてから気づいたのですが、ゼミ生のトミーのことではありません!

この記事を、出版ゼミの卒論として書きたいと思います。ゼミの期間中、「あなたは何者か。どのような言葉を持っているか」という塾長の問いを、ずっと考えてきました。終わった今もまだ考えています。答えはまだ出せません。でも、一度区切ります。心から尊敬するタカトモさん、お納めください。※なお、ネタも全てタカトモさんです(笑)。

  • その名は通称タカトモさん。出版界のレジェンド
  • サンドイッチマンの富澤さんを増やしたくない
  • ど素人の怖いもの知らずが、ずっと避けてきた想いにきづく
  • からだのモデルはタカトモさん。最後までタカトモさんです

その名は通称タカトモさん。出版界のレジェンド

今年の5月から10月まで、ブックオリティという出版ゼミに参加していました。「出版界の松下村塾」を標榜する塾だけに、問いはシンプルで強くて、怖い。その問いを立てて、リードしてくれたのは、塾長のタカトモさんです。

タカトモさんは、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」の本を編集された方です。私、「おおおおお、あの本か!」というほど、影響を受けています。

例えば、私と家族の衣類が驚くほど少ない。夏は、ほぼ数枚の白Tのみ。夫はキャンプ場でも高級ホテルでもボトムスは一本です。いや、正直これはどうかと思っています。ときめいた結果そうなりました(夫は知らん)。それほど、こんまりさんの影響を受けています。書類もバンバン捨てています。家が整うと、色んなメリットがあると実感している一人です。

時に子どもから、「お母さん、なんであれ捨てたの!」と責められますが、「お母さんは頼りにならない、自分がしっかりしよう」と自立に向けて好条件な環境にもなっています。まあ、それも置いといて。

「人生がときめく片付けの魔法」は、日本と米国でミリオンセラーとなった日本の出版史上初の快挙となった本です。タカトモさんは、この本以外にも、ミリオンセラーを含むベストセラーをたくさん世に送り出しておられます。

また出版社の垣根を越えて、編集者さんからの信頼されているお方です。

先日タカトモさん率いるブックオリティが開催した、編集者さんのための集まりに参加しました。「タカトモさんはレジェンドなんだな」と周りの方々の反応を見て思いました。

なぜ、そんなに人気があるのか。

是非、このメッセージを読んでください。私が参加したゼミの募集記事です。タカトモさんの熱い信念が、そのまま言葉と文章になっています。

タカトモさんの本や言葉への誠実さが伝わってきます。私は、これを読んだ瞬間に、「喉から手が出るほど欲しい場所」だと思いました。この文章を一度読んだだけで、ゼミの申し込みを決めました。

こんまりさんの本を読んで家を整えた結果、私の生き方にゆとりが出てきました。同じように、とっ散らかった私の思考を、ようやく整えたい。そのきっかけを見つけたと思ったのです。

サンドイッチマンの富澤さんを増やしたくない

 お笑いコンビのサンドイッチマンさんの、富澤さんの名セリフってご存知ですか。

「ちょっと何言っているかわからない」というセリフです。

相方の伊達さんの発言に対して、このセリフで突っ込んで笑いを取る。私このパターン大好きなんです。

ちなみに所属事務所のHPには、伊達さんのプロフィールの特記事項として『世間知らず』とあります。そして、役職には『富士つけナポリタン親善大使、石巻おでん大使』などが書かれています。で、肝腎のお笑い芸人なのか、タレントなのか、漫才師なのかは書かれていない。富澤さんが事務所関係者に、「ちょっと何言ってるかわからない」と突っ込んでいる気がします。

この突っ込みが大好きなのですが、本業で私の発信がこうなっていると自覚していました。残念なのは、伊達さんとは違うこと。笑いは取れないし、人のドーナツ化現象が起きちゃいます。つまり引かれる。富澤さんが「何言ってるかわからない」と突っ込んで人が親しみを覚えるのとは、全く逆の現象。

鍼灸マッサージ師が、ツボに鍼を打ってクライアントのその場の苦痛を和らげることをゴールにしていれば、こうはなっていません。皆さんが鍼灸マッサージ師に期待すること、私が提供することが合致すればよいのですもの。

ですがクライアントの様々な不調に対応していくと、果たしてそれがゴールでよいのかと思っていました。幼少期の体験から、「心とからだが何に影響を受けるのか」、「人生とは何か」をずっと考えてきました。鍼灸マッサージの枠を越えて、誰にも頼まれてもいない探究を重ねました。

誰にも頼まれていないんですけど、その恩恵は私自身が一番感じています。私は人生が本当に楽になりました。その世界観を伝えたい。ところが、この言語化が難しい。満足いく切り口が見つからず、ずっと悩んでいたのです。

「何言ってるのかわらない」と言われるのをおしまいにしたい。悲しいですから。「人に伝えたいメッセージを整えたい」と願った矢先、タカトモさんのやけどするくらい熱いメッセージに出会えたのでした。富澤さんをこれ以上増やしたくない。そう思って扉をたたいたのです。

でも私の願いは虚しく。

私はゼミの期間中も、富澤さんを量産し続けました。

私を担当してくれた、敏腕編集者の平城さん。サポートに入ってくれた伊藤ちゃん、そしてゼミの同期たち。大トリは塾長のタカトモさん。

「ちょっと何言ってるのかわからない」。タカトモさんすらも、富澤さんにさせてしまった。こんなにも笑えないセリフになるとは。頭を抱えて、涙を流しながら苦しみました。

あ、タカトモさん、ごめんなさい。ちょっと誇張です

実際のタカトモさんは、私の提出した企画を通して「何が言いたいのかわからないです」とおっしゃりました。でもあの時のタカトモさんは富澤さんでした。一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、「富澤さんかよ」と突っ込んだ私がいます死にそうになりながらも、心の片隅に笑いの精神が宿る私、万歳、と、思えた時にですね、「私はどんな時も人生を楽しめる」という覚悟のスイッチが入ったのもまた事実です。

ど素人の怖いもの知らずが、ずっと避けてきた想いにきづく

ゼミの一大イベントは、出版社の編集者さんの前で企画をプレゼンする、プレゼン大会です。タカトモさんや平城さん、越智さん(←仏の顔しながら敏腕)を信用して集まってくださるのは、大手の編集長さんをはじめとする実力者の方々ばかりです。

ゼミには怖いもの知らずで飛び込みましたが、私はど素人。「無名は武器だ」とタカトモさんが言ってくれなければ、ゼミに参加しなかった。そして現実は、無名の私をシンデレラにするほどは甘くありませんでした。

ゼミの期間を通して、提供してくれるチャンスがどれほど尊いのかを味わいました。実は、プレゼン大会の時すらもまだ怖いもの知らずモードでした。それが途中でどんどん変わりました。最後は大会中から頭を抱えてました。プレゼン大会での皆さんの反応、そしてその後の編集者さんの反応を味わって、私が感じたことを富澤さん風に表現すると、

「あんた、TEDじゃないんだよ、本の企画なんだよ」と。

※TEDは世界著名人も参加している世界規模の大きなプレゼン大会です。人前で話して終わりですが、そのスピーチに多くの方が感銘をうけるほど、素晴らしい大会です。

このセリフ、もはや富澤さんではない。でもお笑いの人にこう突っ込んで笑って欲しい。でないと、浮かばれないわ、私が。舐めてはいません。ただ、歯が立たなかった。

以前、アメブロで『著者になることが目的でなかった異端児』を書きました。これも本当の気持ち。だけど、プレゼンとその後の体験を通して、私がこれまでに思ってもみなかった想いがどんどん出てきたんです。

本を書きたい。

私が伝えられることがある。

厄介なのが、この想いがハイスピードで突き抜けた結果、「私が伝えられることがある」から、「私にしか出来ないことがある」と思えていることです。ゼミを通して、謙遜と自己否定がどんどん振り落とされ、「ようこそ、自己肯定しかない世界へ」とまもなく到達しそうなのです。

それが良いのか悪いのか。死ぬときにならないとわからない気もしますが、私にとっては人生の新たなチャレンジです。

本当はこうしたい。でも、どうせダメなんだろうな」という諦めがありました。私に限らず人って、「本当はこうしたいけど、ダメ」に無意識に縛られています。それも強く。これは、集団の中で生き延びるには大事な本能だと思っています。そして私は、人とうまくなじめなかった体験から、人に嫌われることを恐れてもいます。

伝えたいことがあると気づけたんです。せっかくのチャンスをどう活かすのか、本を書くのか、書けないのか。これはまだ正直わかりません。だけど、やれることをやろう、今はこんな心境です。

からだのモデルはタカトモさん。最後までタカトモさんです

私が何を書きたいのか。

からだと人生についてです。からだには死ぬその瞬間まで、人生を支える力があるということ。からだと人生とをつなげる整え方です。

そのモデルとして、またまた、タカトモさんに登場していただきます。

ゼミ5月。タカトモさんが私ではない他のからだのスペシャリストに尋ねました。「僕のからだはどこが悪いですか?」と。「お、私もやってみよう」と思い立ち、私も遠隔の技術で調べました。すると、左の起立筋に反応あり。副腎のオーバーワークから背中が固くなっていると判断しました。

一言でいうとストレスです。そして、その部位を緩めるツボは、たくさんあります。

ですが私はその日気づいたんです。「タカトモさんの背中を緩めるのは言葉だ」と。

タカトモさんの背中を緩めるツボは言葉。

鍼灸マッサージ師の言葉としては非常識です。国家資格としてきちんと体内のツボを探すのが最初であるべきです。

でも私はあの時にひらめいたし、確信した。そして、私がタカトモさんのからだに出来ることは、背中を緩めることでも、ツボへの刺激でもない。ゼミ生として言葉を磨くことだと思ったのです。だから必死に磨きました。結果は、タカトモさんをサンドイッチマンの富澤さんにしたので、きっと背中がバンバンに固いと思いますがね。。

タカトモさんの背中を緩めるツボは言葉。そう思った5月の自分をほめたいと思います(有森裕子さん風)。

9月、タカトモさんのFacebookにこんな投稿がありました。

『今日は一緒に仕事をする編集者の方から嬉しい言葉をいただいた。言葉こそが、僕にとっては最強のエネルギー充電だ』2019年9月18日。

『言葉こそが最強のエネルギー充電』これを書かれていた瞬間は、背中がゆるゆるだったに違いない。やはり背中をゆるめるツボは言葉です。

では、私がこれから人に伝えたいこと「からだと人生をつなげる」には、どう結び付くのでしょうか。タカトモさんに関して「これでいける」と思ったゼミ終了直後です。この体験もまた、私の想いを気づかせてくれました。

この日、タカトモさんにゼミ生一同で花を贈りました。わがままを言って、タカトモさんのオーラを読ませてもらいました。

詳しくはこちら。←アメブロに飛びます。タカトモさんは、ヘンタイレッド。あ、アメブロ読まないとわかりません(笑)、赤でした。赤いお花をお贈りしました。

陰陽五行の赤には4種類の経絡があります。その一つが心包経です。経絡は流派によって解釈が異なりますが、私は心包経を陰の大元として扱います。ツボは足の照海です(これまた流派の考え方です)。

ゼミ終了後の懇親会で、タカトモさんが、即興のお芝居を見せてくださりました。それはもう、別人のようで。声量、しぐさ、ふだんの冷静沈着なタカトモさんとは全く違ったのです。

ですが、左足の照海だけが浮いていた。左足照海は、男性の心包(赤)のツボ。そして、背中の起立筋しかも左側をゆるめるツボ。

タカトモさんの背中、信念、言葉への想い、オーラの赤、左足照海。全てがつながったのです。

鍼灸マッサージ師が、からだと人生をつなげたら、そのツボは最強に効く。

プロでなくても出来る。からだと人生をつなげる。その整え方を伝える。

これが2019年11月11日時点で、私の伝えていきたいことなんです。

鍼灸マッサージ師として一人一人に時間をかけて向き合っています。発信は、多くの人に届けたいと思っています。

だから、プロのテクニックをそのまま伝えることを目指しません。伝えたいのは、普通の生活の中で、多くの人が簡単に出来る整え方です

からだの声を聞く準備は、からだの整え方を知らないと、いたずらに不安感だけが増えていきます。そして「正しく」整える方法しか知らないと、やることが億劫になるし、うまく出来ない時に自分を責める材料に使ってしまいます。

雑でも、だいたいでも良い。

気持ち良いことが大事。

簡単にできる。

それが人生をサポートする

あなたの諦めていた想いをサポートする。

伝えたい事は変わるかもしれない。だけど、これが私がゼミを終える今の想いです。これを多くの人に伝えていきたいと思います。

塾長、私、ここまで磨きました。まだ、気を抜くと富澤さんの量産体制に入ります。今も伝え切れている自信がありません。ですが、ここまできた自分をほめています(有森裕子さん風)。ブックオリティのおかげです。ありがとうございました。

五十嵐逸恵