「いぬと話す ねこと話す」を読めば、人とも話せる

漫画の「動物のお医者さん」世代です。中学から高校までずっと獣医学部志望でした。幼少期を海外で過ごして、その時身近だった馬と犬が大好きだという単純な理由と、あの漫画の独特な世界観に興味があって、獣医を目指しました。

高校はバスで通いました。バス停までの道のりに、一匹のコリー犬がいました。庭に放し飼いされていて、門までコリーちゃんが来るのです。犬が好きですから、門の前で立ち止まる。するとご近所迷惑なほど、威嚇されました。毎日です。。。バスの道のりは変えませんでしたが、目を合わさないように、さーっと通り過ぎるようにしました。そして高3の春、私は獣医学科には落ち、別の学科に進学しました。

「いっちゃんは獣医に落ちてよかったよ」と、大学同期の夫がいまだに言います。彼は、大学で放し飼いにされていた鶏(放し飼いか不明)に、立ち止まって話しかけるような人です。そう、彼は動物が好き。今の家は、いぬやねこは飼えませんが、魚はOK。毎日、水槽に手間と時間をかけています。

そんな彼が、最近私に聞いてきます。「いっちゃん、この魚体調悪いんだけど、なんでかな。」「いっちゃん、この子たち、別々の水槽の方がお互いのため?」「ねえ、この子、オスかなメスかな」

知らんがな。というか、魚はわかりません。

そうなんです。

あれから20年以上の月日が流れ、私は「魚はわからない」と言える力を身に付けました。今は鍼灸マッサージ師として人間のからだをみるのがメインです。その技術を磨くうちに、動物のケアや会話もある程度出来るようになりました。夫もそれを知っているので、聞いてくるのです。

気を読む技術を使えば、人だけでなく、動物との意思疎通も可能です。そして、動物の不調や調整も技術的には難しくありません。だけど私は、人にそのやり方を教えないことにしています。

残念ながら、技術を「幸せを目指して」活かすことが出来ない人を少なからず目撃してきたからです。もちろん、ご本人たちはそんなつもりはありません。だけど、こういう技術ってすごく危なくて、「自分の都合の良い方に」解釈できちゃう。使いこなすには、自分を整えることを同時に磨いていく必要上がります。


でも、この本を読んだ方なら大丈夫。私はそう確信したのでご紹介します。

いぬと話す ねこと話す 生きものの気持ちがわかる本

アニマルコミュニケーターのShiori さんが書かれた本です。

テレパシーで動物と話せる方法が書いてあります。それだけではありません。『人生が好転し始める』と書いてありまして、これはもう、私の書いていきたいセルフケアや、本業の鍼灸マッサージと全く同じです。そしてこれこそが、このような技術を使いこなすために最も大事なビジョンなんです。

『過去の後悔や未来への不安から解放される。』動物と話せる方法を通して、『本当の幸せを教えて体感させてくれる』。そんな本だからこそ、テレパシー、ヒーリング、気、潜在意識を扱う仕事の方には、超絶おススメしたい本だと思いました

しおりさんは『ペット・動物』と書いておられますが、これは『人』でも全く違和感なく読めます。むしろ『人・赤ちゃん・子ども・思春期キッズ』と当てはめていけば、もう目からうろこの言葉が並びます。

この本はノウハウ本です。だけど「人の幸せとは何か」という本質が、わかり易くシンプルに書いてある本でもありました。高校時代に犬に吠えられまくった私は、現在、人の想いを受けとる力を磨いてきました。行間からあふれ出る、しおりさんの誠実さとピュアさ。私はしおりさんのすばらしさを受け取りました。しおりさんのピュアさをベースにした本だから、本質も伝わる本になっています。

動物と話す本だけど、親子関係のトラウマがあったり、人間関係に自信がない人にもすごく読んで欲しいと思いました。心や過去から掘り下げる方法もあるけど、この本をよんだら「心が安心して、人や動物との距離を近づけられる」私はそんなイメージを抱きました。

我が家のぬいぐるみたち。上の子が、グレーのよくわからない動物のパペットを買って10年以上。
羊のショーン君は、夫が結婚前にくれたような気がします。そう、夫もまたピュアなんです。

数年前に、私が犬と馬を好きになった海外に家族で出かけました。上の子は何も言わない、何もしていないのに犬にすごくなつかれていて、夫の遺伝子を感じました。下の子は、犬が大好きなのに、すごく避けられていて、私の遺伝子を感じました(笑)。

そんな風に、動物から嫌われても、いつかやがて打ち解ける日が来るかもしれません。動物に嫌われても、動物が大好きな人は、ぜひ一度お読みください。

いぬと話す ねこと話す 生きものの気持ちがわかる本

五十嵐いつえでした。