学校再開、どうする?

5月15日。緊急事態宣言が多くの都道府県で解除される中、神奈川県は依然としてまだ継続です。ですが、街の雰囲気は急激に変わりつつあり、人の往来も増えているとのこと(私自身は、元々家が好きなので、家からはあまり出ていません。)

おそらく学校もまもなく再開となるでしょうが、「学校って本当に行かせても大丈夫なの?」とご質問をいただきました。この悩みはまさに当事者です。一人は受験生で、もう一人も成長中でこれまでとは違った一面が出ています。


そこで、今回はいつもの書き方ではなく、私の個人的な意見や本音をこちらに書かせていただきます。地域や学年、子ども特性などで、事情はみんな違うと思うので、皆さまはご自分でご判断くださいませ。

学校に行かせる?

正式なアナウンスはないのですが、神奈川も6月1日から学校が再開されるような気がしています。その際は、子ども達を通わせると思います。

習い事は?

我が家はあまり習い事をさせていませんが、こちらも再開した場合は通わせます。また、下の子は屋外のスポーツをしていましたが、どうもあまり好きではないとのこと。他の習い事を新たにスタートさせる予定です。

何が心配?

私が心配しているのは大きく2つあります。

  • 子どもから大人が感染した場合、重症化しないのか
  • 家庭内感染をどうやったら防げるのか

新型コロナウイルスは今までの情報では、子ども達は重症化しにくいようです。なので感染しても子ども達はそれほど心配しなくても良いかもしれません。

心配なのは、軽症の子どもから大人が感染した場合、大人も軽症なのか、それとも重症化しやすいのかという情報はないということです。家庭での感染予防はかなり難しいと感じています。

我が家は昨年、子ども達が病原性大腸菌と思われる症状で、ほぼひと月回復できませんでした。その経験から、大人が感染した場合は隔離しておくことができても、子どもが発病したときは大人はうつるのを覚悟せざるを得ないと感じました。今回子どもから大人へ移った場合、心配なのはその点です。

私達大人が、かかっても軽症ならば良いのですが、呼吸器疾患があるので今のところ悪化しやすい方だと思って行動する必要があります。正直、まだ死ねない。かかったらその時で、誰もを責めることはしないけど、かからないようにリスクを下げたいというのが本音です。

なぜ心配?

これもまた正直にいうと心配です。学校での感染症への対策にばらつきがあり、私が納得できていないからです(こう書くと、「あなたの中の恐怖がそうさせる」という人が必ず現れます。確かに内観は必要ですが、身体への脅威を心理面でなんでも克服しようとする考え方は、私は好きではありません。)

横浜市は4月冒頭に入学式や始業式を行いました。緊急事態宣言の直前で、学校によって対応が異なりました。

我が家は2人ともを欠席させて、書類の受け取りだけ親が行きました。お世話になっている学校には申し訳ないのですが、連絡メールの内容から、学校の対策が非常に甘いと感じたからです(特に下の子の学校は、私が直接伺ったときも感染対策が不十分だと感じました)。

新型コロナウイルスの本当の姿は誰もわからない段階です。「このままだと危ない!」も「みんな大げさ」も、そうかもしれないし、違うかもしれない。私が大事にしたいのは、どうであってもウイルスの侵入リスクを減らすことと、体調管理です。

学校が臨機応変に対応を変えられない気がしています。遅れた学習内容を取り戻そうとするがあまりに、私にとっては大事な視点(感染症に注意を払うこと)が抜けそうで心配です。

特に心配なのが、給食とお手洗いでの衛生管理です。

感染症が再び広がりかけた時、給食など集団で感染しやすいものをどう対応するのか、という部分が見切り発車になりそうな気がしています。子どもたちは、消毒や手洗いだけでなく、システムとして整えてあげた方が互いのストレスも減ると思います。

本音としては、学校を信頼してお任せすると言いたいです。

上の子の学校は、情報の発信が多いことと、内容がとても妥当と感じたので、あとは個々の判断だと感じています。また個別の事情が生じても、柔軟に受け入れてくれる気がします。

下の子の学校は、本当に何もわからないです。学校全体としての発信も連絡事項なのと、文面も守りの姿勢を感じます。保護者との対話を恐れているというか、回避したいという想いが前面に出ていて、それがかえって信頼関係を築きにくくしていると感じました。

学校に行かせるメリット

ではなぜ再開後は行かせるかというと、人と交わることが心の成長に欠かせないと感じるからです。そしてこの部分は、学校に先生方や子ども達と一緒に過ごすことが大きなメリットだと思っています。

上の子は思春期真っ盛りです。めんどくさいほど人との交流を避けたがります。でも担任の先生からの電話にすごく嫌がりながらも出た後、急に表情が明るくなりました。「先生と話せた良かった」と言っていて、学校という場と人とのありがたみを実感しました。


また、下の子は人と交わるのが大好きですが、期待するあまりに交わり方が下手だなと感じています。

この3か月間は、ほぼ家族とのみ過ごしていました。頭の中で妄想が広がり、「●●さんとは仲良しだ」とか「こんな遊びをしたらきっと皆喜ぶだろうな」とか言っています。その想いがどこまで通用するのか。想いと現実をなるべくすり合わせた方が人は生きやすいので、あたまでっかちになり過ぎないように、学校や子ども達の力をお借りしたいと考えています。

放課後や休みはどうする?

夫と話して、一番悩んでいるのがこの部分です。今の時点では学校や習い事には行かせるけど、放課後はできれば家に居させたいと思っています。

ただそうすると、子どもに我慢をさせてしまう。そして放課後こそが、大人の監視がない中子ども達がぶつかる場です。心の成長には悔しさや悲しみもまた必要なはずです。今の感染症の発生状況で、放課後や休日に心の交流がない。そこまで必要なのか。これは今後も試行錯誤を重ねると思います。(そして多分なし崩し的に、家の行き来もお泊り会もやるんだろうなとも思います)

手洗いうがい・換気・密を避けて体調管理

そもそも論が、新型コロナウイルスの本当の姿がわからないから、世界中が混乱しパニックになっているわけで、学校の先生方も本当に悩ましいお立場だと感じます。

ウイルスの本当の姿がまだわからない。だからこそ、出張治療再開のお知らせで書いたように、手洗いとマスクなど、基本的な対応は続けていきます(マスクは、熱中症や皮膚のかぶれのリスクもあるので、柔軟に対応します)。これは子ども達にも同じように伝えます。

また体調管理は、私がいるのでセルフケアと言うより治療になりますが、実は家族はほとんど対応しません。私がすごく面倒くさがり屋なので、自分たちで管理して欲しいと願っています。

我が家の子たちは、自粛生活に適応した分、運動が足りなくなりがちです。でもからだを動かすことは心肺機能を保つことや成長にも大事な要素です。感染状況が下火な今こそからだをリセットして欲しいとは思います(反抗期は親の言うことを聞かない、、)

学校に望みたいこと

今回改めてわかったこととして、不思議なんですけど、感染症や勉強の遅れでの対策を考えている学校は発信が多いんです。現に私も学校への信頼度は、上の子の方が高い。発信の回数や内容が多いほど、信頼関係に結び付きやすんだなと感じています。(※これの危ない面もあります。情報によって意識や感情が操作されることです)

これは学校に限ったことではなく、行政でも同じですが、どう動いているのかを小まめに知りたいです。発信ってすごく委縮するというか、なるべく間違わないように正確に伝えたいと思いやすい。私も今その悩みの渦中ですが、修正や訂正をしてもいいから、発信の回数を増やして柔軟に動いてくれると、私達ももっと判断できると感じました。

というわけで、私も望むばかりではなく、このやり方も大事だなと思って、この記事を書きました。

五十嵐いつえ