からだを構成する要素を次のように分解しています。
【からだ=心×身体×エトセトラ】です。
からだ=あなたですが
介護や、子どもの問題では、
からだ=子ども+あなたです。
【いじめや不登校へのアプローチとして、
保護者のからだを整えるアプローチがある】
治療家だからこそ伝えるメッセージです。
いじめに関して書きます。
いじめは、重度な対人トラブルと理解しています。
陰口、悪口、一つ一つの程度が軽くても
長期化することで受けるダメージも
自分の尊厳に関わる部分でダメージを受けるので
質と量、期間を総合的に評価してほしいと思います。
いじめが深刻化しているときは
大人が解決に向けて機能していないときです。
この時、保護者対保護者。
あるいは保護者対教師。
この構図が起きています。
親にもかなり深刻なダメージをもたらします。
場合によっては、親が鬱になり
親も人間不信になり、
子どもの問題ながらも
親の問題でもある。
よって
【いじめや不登校へのアプローチとして、
保護者のからだを整えるアプローチがある】
この意味が伝わるとよいなと思います。
いじめ、不登校は共に子どもの問題ですが、
解決に向けて親が動く覚悟が必要です。
覚悟はあなたに余力あってこそ。
余力は、渦中にいると自己生産はできません。
まずは自分の傷を癒し
からだを回復させることが必要です。
五十嵐いつえ