i妊活専門ではありませんが、妊活中の女性のからだも多く診ています。
30代後半から40代の方々が多いのですが、私がセルフケアをアドバイスするときに、ほぼすべての妊活中の方に睡眠の質を取り上げることに気づきました。
逆に言うと妊活中ならば、寝ることが大事だと思います。
言いたいことはこれだけ(笑)。
でも少し根拠を述べていきますね。
東洋医学的には、子宮は肝のグループに属し、卵巣は腎のグループに属します。
肝は肝臓が含まれますが、活発に動く時間が午前1時から3時とされています。
この時間に熟睡していることで肝臓の修復そして肝のグループの修復が活発になるわけです。
午前一時に熟睡。これを目指すと11時ごろには寝る方向で動いてほしい。
妊活のからだを診ると、なぜか肝のオーバーワークになっている方が実に多い。
生理周期や、生理痛、出血量になにかしら異常があれば肝が出ます。
同時に年齢的にライフスタイルが、夜間遅くまで起きることが多いからかもとも推測します。
お仕事が遅くまでだったり、ご主人の帰りが遅く待っていたり。
このライフスタイルを変えることがとても難しいと悩まれる方々も多いんです。
んー、気持ちはわかるんですよ。だから私も悩む。
でも可能な限り肝を労わるために、まずは知って欲しい。
高度な医療を伴う妊活なら、可能性をコンマ数パーセント上げるためにも早めに寝ることが有効かと思います。
五十嵐 いつえ