私の疲労が最も濃かったのは、子育てトラブル

腎虚それは老けるもと

前回いじめに対応したケースを書きました。

お母様は、ご相談の時点で心身の疲労が濃かったのですが、それでも適切に対処をされ続けたことがわかり、本当に頭が下がる思いでした。

「老けます。」「わかります。」

この時に起きていた消耗には、腎虚という状態が含まれました。

 

腎のエネルギーは、年齢とともに消耗されるエネルギーです。腎虚は腎のエネルギー消耗が激しい状態です。年齢に見合わないほど消耗が激しいと、身体の内側も見た目も老けます、嫌です(笑)。

 

妊活・産後には腎虚かどうかを良く見る

私の子育てトラブルについて書きたいのですが、もう少し腎虚について書かせてください。

妊活では、腎虚が起きていないか、かなり注意深く見ています。腎虚では、ご自分の身体を保つのが精一杯になりやすいからです。赤ちゃんを育てるためには、腎虚の改善を基本的には目指します。※腎虚でも授かりますし、腎虚でなくても着床しないケースもあります。

 

出産は病気ではないと言われた世代ですが、個人的に、出産は女性への負荷がとても大きな出来事だと思っています。

大事なのは、産後の回復です。長引けば長引くほど身体疲労が濃いために、育児に対して思ったように動けなくなります。開き直れたらよいのですが、【きちんと育ててあげたい】という想いを抱くと、出来ない事のコンプレックスが起きやすくなります。また、産後鬱にもなりやすい状態です。

出産は病気ではないにしても、長期的にみて産んだ女性を大切に労わりたい時期だと主張したいです。

 

どう育てていくのが良いのかと迷う不安感は、腎虚になる。

さてと、本題です。発信で皆様にお願いがあるのですが、私は二児の母であることは公表していますが、年齢と性別は公開していません。ですので、具体的なエピソードを書かないスタンスであることをご了承くださいませ。

 

私が前回のお母様の話にとても共感したのは、母親の身体にかかる消耗、負担です。私も、数年前に子育てにおいて大変大きな壁にぶち当たりました。

何をどうしたら良いのか?】【誰に相談したらよいのか?】この手探りが1年以上続きました。

その結果、老けました。

 

学校や、区役所、教育委員会、相談室などの公的機関ができる事、出来ない事、その見極めすら難しいとわかったのは、振り返った後です。

その間にも、事態は変化し、関わる人の様々な渦が大きくなり、なんとも表現できない時期が続きました。

子どもを守る。と決めていても、前回のお母様同様に、自分の判断が正しいか迷いますし、世間の目も態度も気になりました。実際に悲しくて悔しく感じた言葉は、今でも忘れられません。

 

その時、私の身体は腎虚そのものでした。そりゃもう、老けます(笑)。ほうれい線という言葉を生れてはじめて意識しました。

 

しかし、転換期でもあった。

面白いのは、精神的に参っていても、心労で寝込むことはなく、あるいは痛みや発熱もなく、踏ん張れたことでした。この時は、治療仲間のサポート(気診気功は、心身両方を把握して調整してくれます)、友人たちの家族ぐるみのサポート、家族の想いが救ってくれました。また、先生方や多くのお母さん方にもサポートいただきました。

 

なので、老けてはいるのですが、あの頃の出来事は、私にとって成長の転機ともなっています。他人の評価よりも、どうしたいか、子どもをどう守りたいか。そのためには何が必要か。あれからの私は、自分の内面を何度も見つめる時間を過ごしながら、目の前の課題を一つ一つ意識しています。

 

今の私は、考えすぎたり、頑張りすぎたりはありますが(気診気功でわかるのがまた、おもしろいです)、やるしかないという覚悟のおかげか、不安からくる消耗はほとんどありませんし、腎虚にもあまりなりません。

 

腎虚で転換期とお伝えするケースがありますが、この伝え方はおそらく東洋医学を学んでいる諸先輩からは賛否両論おそらく批判が多い捉え方だと思っています。ですが、物事には陰陽同様に含まれます。何をどうとらえるか、というのは、個人の主観によると思っていますし、私は腎虚は、生き方を変える時期と捉えるケースもあると思っています。

 

子育ての悩みは多くの人と分かち合うって欲しいし、細分化して解決できる。

いじめ、不登校、発達障害、場面緘黙、あるいは身体不自由からくるスペシャルニーズ。

私はこのようなお悩みにも関わっていますし、今後も関わりたいのですが、それは私自身が体験した出来事で「こんな人に関わって欲しかった」という想いもあるからです。

公的機関ではないので、安くはありません。ですが、プロとして心身に起きている状況を把握しますし、どうとらえれば良いか・何を解決できるかを多方面からご提案できる立場でもあります。

また、女性が無駄に老けるのは、治療家としては見過ごせません。そして、何よりも同じ母として、辛かったことは辛かったと言って良い環境の元で向き合いたいと思います。書けない本音、山のように言い合います。

 

子どもに関してだけでなく、不安感や戸惑いを形成するのは、親や夫との関係性も濃いケースがほとんどです。ですので、じっくりその方に向き合う必要から、時間を長くとりながら向き合っています。その中で、今踏み出せる一歩を探す作業を一緒にしたいのです。子育てのトラブルが、テーマの一つだからこそ、出来ることもあるのだなと思っています。

 

五十嵐 いつえ

 

 


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