産後の疲労が慢性疲労症候群だったかもしれない事例

前回、慢性疲労症候群に関しての、気診気功からの推測を書きました。

他の診断名で同じような症状で悩まれている方もいるかもしれません。特に産後のひどい疲れでは、とても似ていると思います。

 

産後に始まった症状から産後鬱を疑われたクライアントさん

知人に見解をお伝えした後、一人のクライアントさんを思い出しました。

妊娠から始まった原因不明の体調不良、回復不十分なまま第二子出産。私がお会いした時は幼稚園のバスの送迎すら【命がけ】の状態でした。

 

スタート当初、下垂体ホルモンの異常と診断されましたが、その診断に行きつくまでには時間がかかりました。しかも特効薬がなく、自己流に調整しながら子育てを頑張っておられました。

免疫力が弱く風邪をひきやすく治りにくいし、何よりもしんどい。それまでのこの方の人生が、ちゃきちゃき行動力がある生き方だったので、【動けない】ということのいら立ちや混乱は大きかったと思っています。【心の病】にも思われかねない状態でした。

当初、婦人科系の周期に伴い体調不良が悪化していたので、婦人科と脳の疲労と捉えアプローチしました。

やがて、気診気功の勉強会に出られるようになりました。自己免疫疾患の疑いを指摘され、食事のコントロールも始まりました。

現在は、炎症処置も加わっています。また、ご自分でも気診ができる事で、何を食べるか・食べないか。あるいは、どう生活していくかのコントロールができるようになっておられます。

 

現在、出来ない事もありますが、当時より出来ている事もたくさんあります。地域や学校の役員・活動も体調と相談しながらですがされています。本質的な課題への切込みは、病気を抱えていないお母さんよりも鋭く、大いに刺激されます。

慢性疲労症候群と診断名がつくのは、症状が6か月以上続いている場合だそうです。実際は、それ以上の歳月苦しい時間を過ごされている方も多いと思います。その時に、心療内科や精神科に行かれるのも無理もないと思いますが、クライアントさんは「心の病ではないと自分では思っていた。でもその証拠がもらえなかった」とおっしゃっていました。

 

心の病と思われることが吉と出るケースもあります。しかし、心の病って生きてきた基準を全否定されるような怖さを含む言葉だと思っています。心と身体はつながっていて、確かに心の側面もあるのかもしれませんが、身体の側面を考える事も大事です。

 

五十嵐 いつえ

 

 

 


人気ブログランキング