食べ方は生き方。生き方は家族のルールと文化が作る。

幼少期に2年弱西ドイツにいました。

お茶に家族で呼ばれると、そのご家庭手作りのケーキが数種類ふるまわれます。たっぷりの生クリームと共に。

そして夕飯後はアイスクリームを選びます。

日本で親戚たちが集う宴会とは違う楽しさ。私はこのような経験から、我が家で人と食べるのが好きです。

 

 

栄養が専門の友人と偏食について現在意見を交わしています。

偏食は、子育ての悩みの一つです。

栄養のバランスが大丈夫かなどの個々のご相談は、数週間分の食べたものや活動量の記録取らないと安易には助言ができないと思いますが、あまり深刻になる必要はないと思っています。

ただし、今の日本では甘いものを取りすぎる傾向があるので、個人的には偏食とはまた違う観点からこの甘いものを見つめる必要があるとも思っています。

 

食後のデザートを求める理由には記憶もあるのでは。

先日Facebookで友人の偏食に関する記事を投稿したところ、小さなお子さんが食後に甘いものや果物を欲しがられるとコメントくださった方がおられました。

年齢的に甘いものが好きなのは本能的な部分もあるのでしょうが、例えば外食のお子様ランチについてくるジュースやデザートの味と、外食の楽しい時間との記憶も重なって求められているのかもと感じました。

【記憶は体験とその時の感情がセットになります】

 

私に関しては、親戚の集いや海外での経験が人と集まって食べる事を楽しみたいという今の気持ちにつながっています。

このプラムケーキは、日本の完熟プラムとは違い甘くありません。加熱で甘酸っぱくなるケーキ(パンの部類)で、今でも海外で見つけると買います。私にとっては思い出の味です。幼少期の西ドイツは大変でもありましたが、幸せな記憶として残っています。

 

甘味と食事のバランス

ドイツでは、お砂糖をまぶすパンケーキ(パンケーキ自体は甘くない)も、昼食のメニューにあります。あるいは、朝からドーナッツを食べる地域もあります。地域や文化によって何をどのくらい食べるかは異なります。

コメントのお子様のお食事の全容がわからないのですが、このような経験から考えて、食後の甘いものは、ある程度の量(食事の量に対して3から5パーセントほど、ちなみにこの数字に根拠はありません)であれば許容できる範囲と捉えても良いと感じます。そして1日では15パーセント以内ならば、そこまで心配しなくてよいのではとも思います(これも数字の根拠はありません)

ちなみに我が家ですが、おやつは原則ありません。その代わり、食後に甘いものを食べることが良くあります。これは私の幼少期からの習慣がベースにあり、また家族のくつろぐ時間帯にみんなで食べたいという気持ちも入っています。また、下の子が偏食傾向があり、おやつでおなかを満たすと食べないための工夫でもあります。

 

偏食と栄養で見落とされがちな、噛むこと

鍼灸マッサージ師としては、顎をいかに鍛えていくかをとても大事にみています。子ども達では、食べているものの量やバランスだけでなく、噛んでいる回数やあごの動かし方にも目を配ります。なぜなら、日本人は顎関節症になりやすい歯と顎の構造をしていて、その結果年齢とともに肩こりや股関節に影響がいくからです。

噛むこと自体が脳の血流を促進します。発達障害では脳の血流を改善することで症状を緩和する方法が期待されていますし、スマホやゲームに熱中している時も脳の血流が偏るなと感じています。また、食べ過ぎてしまうお子さんにも食べ物の量を減らすことよりも、噛むことをまずは伝えるケースがあります。

 

 

治療家としては、食事の内容と量だけでなく、様々な背景や身体的な特徴を考えながら食べ方に向き合っています。また親として、電車やスーパーなどでおとなしく過ごしてもらうために、甘いものを与える事の功罪も考えています。このように食べ方は単純ではなく、その分個々のご家庭に向き合う必要があるのですが、何をOKとして何をNGとするかを考える事は価値がある項目だと実感しています。

 

本日いい夫婦の日でした、忘れてました。

子どもと食べようと買ってきたレモンタルト。。夫と食べる事にします。

五十嵐 いつえ

 


人気ブログランキング